こんにちわ!あきはこと、秋葉柾谷(@NavigatorMasaya)です 。
3月も終わりが近づいて、学年末シーズンになりました。
自分は個別指導塾で講師をしてるんですが、今年もなんとか受験生を志望校へ送り届けることができました。
さて、自分は塾講師を始めてもう約20年になります。
その中で、「これは生徒に言っちゃダメでしょ…」っていう言葉を聞いたり、つい口にしてしまったこともあります。
今回は、塾講師が生徒に言っちゃいけない言葉を、自分の経験と主観で5つ紹介します。
この記事を読めば、塾の先生が生徒とコミュニケーションを取るときに役立つと思うので、ぜひ最後まで読んでみてください。
(記事は下に続きます)
1:こんな問題も分からないの?
1つ目は「こんな問題も分からないの?」「こんな問題もできないの?」。
これは即アウト。
勉強が苦手な生徒に対して、先生が無駄にマウントを取るのはナシでしょ。
そもそも「こんな問題」ができないから塾に来てるわけで。
それを言う前に、「どうすればできるようになるか」を考えるべき。
苦手な問題が多くて、本当は行きたくもない塾に通ってる生徒もたくさんいる。
そんな子にこんなことを言ったら、ただの追い打ちでしかない。
昔、教室長をしていたとき、アルバイトの大学生が授業中にこれを言っていて、耳を疑ったことがある。
知識は豊富な先生だったけど、その発言を聞いて、新しい生徒をその先生に任せるのをやめた。
2:お兄ちゃん(お姉ちゃん)は○○だった
2つ目は「お兄ちゃん(お姉ちゃん)は○○だった」みたいに兄弟の話を出すこと。
これは弟や妹に対して言っちゃダメなやつ。
塾で長く教えていると、ありがたいことに兄弟両方を担当することもある。
もちろん全員がそうとは限らないけど、弟や妹は家で上の兄弟と比べられがち。
しかも、大体の場合、弟や妹の方が評価が低くなりがちだったりする。
そんな中で、注意やアドバイスのときに兄や姉の話を出すと、高確率で表情が曇る。
実際、国語の授業で例文として「お兄ちゃんは〜」と言っただけで、顔が暗くなった子がいた。
特定の誰かを指して言ったわけでもなく、単なる単語として出しただけでもそうなることがある。
だから、兄弟がいる生徒には、上の兄弟の話題は出さない方がいい。
3:(問題解く前、解いてるときに)難しい
3つ目は「難しい」。
これは意見が分かれそうだけど…。
生徒が問題を解いているときや、これから解こうとしているときに言うのはやめた方がいい。
先生に「難しい」って言われると、生徒は「これ、難しいんだ」って思い込んでしまう。
実は解ける問題なのに、ちょっと引っかかっただけで諦める子も出てくるかもしれない。
まずは生徒の力を信じることが大事。
「発展問題だよ」「簡単には解けないよ」と伝えたいなら、「ちょっとめんどくさい」「罠があるから気をつけて」みたいな言い方の方がいいかも。
ただし、解き終わって正解だったときに「これ、難しい問題だったけどよくできたね」と言うのはOK。
4:(問題解く前、解いてるときに)がんばれ、(あなたなら)できるよ
4つ目は「がんばれ」や「(あなたなら)できるよ」。
3つ目の「難しい」と同じで、生徒が問題を解いているときや、これから解こうとしているときにはおすすめしない。
励ましのつもりでも、生徒からしたらただのプレッシャーになりかねない。
問題を解き終わって正解だったときや、テストでいい結果を出したときに「がんばったね」と言うのはいいと思う。
「(あなたなら)できるよ」も、生徒との信頼関係ができていれば、期待されてると前向きに受け取る子もいるかもしれない。
でも、変にプレッシャーをかけず、見守る方がいいことも多い。
それより、「何か気になることがあったら気軽に聞いてね」と言って、質問しやすい雰囲気を作る方が、生徒のためになる。
5:生徒の名前を間違える
5つ目は、言葉というより、生徒の名前を間違えること。
これは、自分もうっかりやってしまうことがある。
でも、自分の名前を間違えられたら、相手にどういう印象を持つかを想像すれば、やっちゃいけないことだと分かるはず。
初対面で間違えたら、印象が悪くなって、信頼関係を築くのに時間がかかるかもしれない。
ある程度信頼関係ができていても、名前を間違えたら気分が下がることもある。
塾に進んで通っている生徒は多くないから、ちょっとしたことで「もう行きたくない」と思われてもおかしくない。
場合によっては、先生を軽く見られてしまい、「俺(私)の名前を間違える人の言うことなんて聞けない」となってしまうことも。
これだけで退塾の理由になりうる。
だから、生徒の名前は事前に確認して、間違えないように気をつけるべき。
もし間違えたら、すぐに謝る。
「失礼しました」「傷つけたらごめんね」くらい、本気で謝るのが大事。
まとめ
塾講師が生徒に言っちゃダメな言葉を5つ紹介しました。
ここでもう一度まとめてみます。
- 「こんな問題も分からないの?」 先生だったら分かるようにしなさい
- 「お兄ちゃん(お姉ちゃん)は○○だった」 弟、妹だってがんばっている
- 「難しい」 先生が問題の難易度を先に決めないこと
- 「がんばれ」「(あなたなら)できるよ」 解く生徒に圧をかけるな
- 生徒の名前を間違える 信頼関係は容易に崩れる
共通して言えるのは、生徒にもプライドがあるってこと。
生意気で言うことを聞かないときもあるけど、生徒も一人の人間。
大切に向き合いましょう。
誠実に接していれば、大半の生徒にはいつか伝わるはず。
授業が思い通りに進まないことも多いけど、そういうときこそ腕の見せどころ。
持っている知識をフル活用して、生徒が解けるように導いてあげましょう。
ということで、今日はここまで。